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あなたは大丈夫? 転職を考えるべき4つの状況

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この記事では、

  • 転職をするべきか本気で悩んでいる
  • 今の会社を辞めたいが、決定打がなく不安で転職に踏み切れない
  • どういう基準で転職を決めればいいのかわからない

といった方向けに転職するべき状況とはどういう状況なのかを解説していきます。

私自身の転職活動や妻の2回の転職を間近で見てきた事実ももとにしていますので、本気で悩んでいる方にとって参考になるはずです。
妻は、現在は誰もが知る大企業で高給かつホワイトに働いています。
そこに至るまでの2社ではかなり苦労していましたが、その苦労が今やっと報われているようです。

【筆者について】
英語圏海外駐在経験5年の経理マンです。

【経歴・資格など】
・TOEIC500点から945点までスコアアップし、20代で海外赴任の機会を得る。
・簿記1級は受験3回目で何とか合格。
・現在、新卒で入った会社に10年以上勤務中も、一時期転職活動を行っていた。
 妻が転職2回で年収を300万上げた強者であることもあり、転職事情にも知見がある。

転職を考えるべき4つの状況

1.給料が低い

下記のグラフは、上場企業と非上場企業の年齢別の平均年収を示したものになります。
自分の年齢と比較して、非上場企業平均よりも低いようであれば、客観的に見ても年収が低いということになりますので、参考にしてください。

上場企業と非上場企業の平均年収

出典:Manegy 上場企業と非上場企業で平均年収はどれほど差がある?実際に調べてみた

このグラフから、日本企業では、給料は能力に関係なく、所属している会社と年齢で決まることがわかります。
イメージの通りだと思いますが、やはり大企業に勤めているほど、年齢が高くなる程、平均年収は高くなっています。

また、給料を考える上では、業界選びも重要になります。
給与水準の低い業界に所属してしまっていると、頑張っても思っていたように給料が上がっていかないということが起こります。
これは基本的にその業界の収益率が低いという構造的な問題が背景にありますので、状況がすぐに変わる可能性は低いです。

なお、給与水準が高い業界は下記の通りとなっています。

1位. コンサルティング業界 平均年収935万円
2位. 金融/保険業界 平均年収757万円
3位. メディア業界 平均年収743万円
4位. エネルギー業界 平均年収681万円
5位. 不動産業界 平均年収675万円
6位. 飲食業界 平均年収666万円
7位. 運輸業界 平均年収650万円
8位. 医療業界 平均年収642万円
9位. エンタメ業界 平均年収634万円
10位. 建設業界 平均年収627万円

出典:CLABEL 【2021年最新版】業界・業種別平均年収ランキング【令和版】

実際、私の妻は業務内容はほとんど変わらないのに、より大きな企業、かつ給与水準の高い業界に転職することで年収を大きく上げることができました。

今までの業務経験が活かせるのであれば、より大きな企業か給与水準の高い業界への転職、もしくは両方を満たす企業に転職することで給料を上げることが可能です。

2.今の会社での自分の評価が低い

良くも悪くも一度付いた印象というのはなかなか変わらないものです。

良い評価が得られない場合は、次のような理由が考えられます。

⚠️良い評価が得られない理由

・自分のスキル・専門性と今の業務が合っていない

・今の会社の社風と合わない≒評価基準が合わない

・評価をつける上司との相性が合わない

1つ目の業務と3つ目の上司は待てば変わる可能性がありますので、待てる方は待っても良いかもしれません。

ただし社風が合わない場合は転職した方が良いと思われます。
社風が合わないということはそこに所属している人たちとも合わない可能性が高いからです。

企業は採用にあたり、優秀そうな人でも社風に合わなそうであれば、普通に落とします。
結果、社風に合いそうな似たような人ばかりになる傾向がありますので、会社の方が変わるのを待つのは現実的ではありません。

3.評価されにくい部署にいる

例えばオワコンとされているような部署に所属している場合、どうしても成果が出づらくなってしまいます。

売れ筋の商品を売る仕事と、そうでない商品を売るのとでは、努力の結果への結びやすさが全然違います。

そもそも、そういった「オワコン」部署に配属されている時点で、会社から期待されていない可能性があります。
企業は、出世コースに載せたい人がいた場合、その経歴に傷をつけないために花形部署や成果が出やすい部署への配属をさせることが多いためです。

また、もし会社が業績不振に陥ったときにも真っ先に割りを食う可能性が大きいのもこういった部署です。

4.休職者・転職者が多い

休職者や転職者が増えてきた場合は要注意です。
人が安定せず、回転が多い時点で何かがおかしい場合が多いです。パワハラ・セクハラ、業務量過剰等の問題が発生していると思います。

これは私の実体験ですが、ハラスメント・業務量過剰等により休職者・転職者増→人数が減ったことにより残った人員の業務負担増→休職者・転職者増→・・・の悪循環ループに陥っている可能性があります。

上記の私のケースでは、その後対策が取られたこともあり徐々に落ち着きましたが、何人かが転職して会社を去ったり、体調を崩して休職となってしまう結果となってしまいました。

対策が全く取られる気配がないようであれば、体調を崩してしまう前に会社を去る決断をすることも大事だと思います。

まとめ

まとめになりますが、転職をすべき状況としては次の状況が考えられます。

上記に複数当てはまるような場合、早めの決断をした方が良いと思います。
理由は、転職は早いうちにした方が絶対に有利であるからです。

若いうちには関連業務経験がなくても関連資格を持っていなくても、ポテンシャル採用で採用してもらえる可能性があります。
しかし、年齢が上がってくると、実務経験やマネジメント経験など求められるものが増えてきますので、難易度が上がってきます。

もし、転職活動を開始することを考え始めたら、現状の転職市況や自分に対する客観的な評価を知るために、まずは自分に合いそうな転職エージェントに登録してみることをおすすめします。

私は一時期真剣に転職を考えていた際、複数のエージェントに登録して話を聞いてみました。

結局、ちょうど職場の問題に対策が取られて状況が落ち着いてきたのと、エージェントと話すことで今の会社の待遇が悪くないことがわかり、転職には至りませんでした。
それでも自分の現状と取り得る選択肢を知ることができて良かったと思っています。
今後転職する可能性はゼロではありませんので、今も定期的にエージェントとは連絡を取るようにしています。

なお、妻は転職エージェントを利用して、2回の転職を成功させていました。

転職エージェントは無数にあり迷ってしまいますが、下記が私達が利用したエージェントになりますので、是非参考にしてみてください。

筆者と妻が利用した転職エージェント

・リクルートエージェント(妻が2回の転職の際に利用)

・PASONA

・JACリクルートメント

・ビズリーチ

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