TOEIC勉強法

【TOEIC900点ホルダーが解説】TOEICスコア800点台を取るための対策−必要正答数とおすすめ勉強法

TOEICスコア800点台を取るための戦略

この記事では、TOEICスコア800点台を取るための対策を解説します。
まず必要正答数を提示し、次におすすめの勉強法を解説していきます。

【筆者について】
英語圏海外駐在経験5年の経理マンです。

【経歴・資格など】
・TOEIC500点から945点までスコアアップし、20代で海外赴任の機会を得る。
・日常的にビジネスで英語を使用。
・簿記1級保有者。

TOEIC800点台のために必要な正答数

1.TOEIC800点台には80%弱の正答率が必要

TOEIC800点台を目指すにあたって、まずは必要な正答数・正答率を把握します。

公式問題集の点数換算表や自身の受験スコアから推測すると、TOEIC800点を取るには80%弱の正答率が必要と思われることがわかります。
ただし、問題の難易度によって必要な正答率は変わってきますので、安全を期すならば80%の正答率を目標とするのが確実です。

下記が公式問題集7の点数換算表から抽出した正答数と点数の対応表になります。

TOEIC800点台正答率出典:公式TOEIC Listening & Reading 問題集 7より集計

具体例として、著者がTOEIC 820点を取得したときの公式認定証(アビメ)もご参考に添付しておきます。

ABILITIES MEASUREDの各項目を見ていくと、リスニングの平均が89%であるのに対してリーディングの平均は73%となっており、リスニングで稼いでいる状況がわかります。

全体の平均は80%となっていますので、想定していた通りの得点率とスコアの関係になっています。

2.セクション別正答数の目安

以下が80%の正答率を得るための、セクション別正答数の目安になります。

Part1 05問/06問 正答率83.3%
Part2 22問/25問 正答率88.0%
Part3 33問/39問 正答率84.6%
Part4 25問/30問 正答率83.3%
リスニング計85 問/100問 正答率85.0%

Part5 23問/30問 正答率76.7%
Part6 12問/16問 正答率75.0%
Part7 40問/54問 正答率74.0%
リーディング計75問/100問 正答率75.0%

合計 160問/200問 正答率80.0%

TOEICはリスニングの方が伸ばしやすいので、ここではリスニングに傾斜した点数配分としています。
どのリスニングセクションも正答率を80%以上に設定してあるので難しく感じるかもしれませんが、800点台を狙うのであれば、やはりこのくらいは必要になってきます。

リスニングで稼ぐことができれば、リーディングに関しては800点台であってもPart 7の後半3題(問題数で約10〜15問)が間に合わなくても計算上は問題ありません。
ただし、全てのリーディングセクションで7割以上は確実にとれるレベルにはしておく必要があります。

TOEIC 800点台のための勉強法

1.単語帳でTOEIC最高難度の単語を覚える

TOEIC800点台を目指しているということは、既に700点台は取れていると思います。

もしまだ700点に達していない場合は、まずは下記記事を参考にしてください。

TOEICスコア700点台を取るための戦略
【TOEIC900点ホルダーが解説】TOEICスコア700点台を取るための対策−必要正答数とおすすめ勉強法この記事では、TOEICスコア700点台を取るための対策を解説します。 まず必要正答数を提示し、次におすすめの勉強法を解説していきます。...

TOEIC800点台を目指す際も、TOEIC700点台までに引き続き、単語力の更なる強化が必要になります。

なお、下記が各点数毎に必要な単語数の目安になります。

CEFRレベル TOEIC 英検 英検の級別目安英単語数
C2
C1 945点以上 1級 約10,000〜15,000語
B2 785〜940点 準1級 約7,500語〜
B1 550〜780点 2級 約5,100語〜
A2 225〜545点 準2級 約3,600語〜
A1 220点以下 3級以下 〜約2,100語

上記図は下記資料及びウェブページより著者が集計・作成。

出典:
各試験団体のデータによるCEFRとの対照表 文部科学省資料より
IIBCホーム >【公式】TOEIC Program 公式】> TOEIC® Program各テストスコアとCEFRとの対照表 
英検1級英単語のレベルと単語力テスト
英検準1級英単語のレベルと単語力テスト
英検2級英単語のレベルと単語力テスト
英検準2級英単語のレベルと単語力テスト
英検3級英単語のレベルと単語力テスト
 ウェブサイト「英語の友」より(運営者:旺文社)

上記図からTOEIC785点を取るのに最低約7,500語必要であることがわかりますので、TOEIC800点台に必要な語彙量は8,000語程度は必要であると推測されます。

TOEIC700点台に達している方は、既に7,000語以上の語彙量があるはずですので、プラスで1,000語補充すれば、800点レベルまで語彙量を上げることができます。
TOEIC800点レベルの語彙量まで来れば、TOEIC本番で知らない単語に出くわすことはほぼなくなります。

具体的にどの単語帳を使用するかですが、私のオススメは次の2つになります。

まず、700点台から紹介している「金のフレーズ」は、引き続き必須です。

金のフレーズ内容

600点レベル 助走の400語
730点レベル 加速の300語
860点レベル 飛躍の200語
990点レベル 頂点の100語
※その他重要語句なども合わせると、合計で1,400語の重要単語


860点レベルの飛躍の200語、990点レベルの頂点の100語、更にその他重要語句も含めて全ての内容を押さえましょう。
うまくいけば、800点台を飛び越えていきなり900点台というのも考えられない話ではありません。

二つ目は単語帳ではありませんが、TOEIC公式問題集を利用して、知らない単語を確実に抑えていきます。
特に、公式問題集の解答には「Words&Phrase」及び「Expressions」という項目があり、そこで重要語句をピックアップしてまとめてくれていますので、それらは必ず抑えるようにします。

TOEIC公式問題集解説出典:公式TOEIC Listening & Reading 問題集 7(国際ビジネスコミュニケーション協会)

2.リスニングは回答テクニックを使用しつつ、きちんと聞き取れる実力をつける

別の記事にて、リスニングはテクニックを学ぶことでスコアがすぐに改善すると言いました。

実は、リスニングパートは回答テクニックを学ぶだけでかなり点数が伸びます。

【Part1】
・写真から明確に判断できないものは不正解の可能性が高い

【Part2】
・最初の一語から、正答選択肢を予想できたり、不正解の選択肢を消去できる
・質問内容に含まれる単語もしくは発音が似ている単語が含まれる選択肢は、引っ掛け(不正解)である可能性が高い

などです。

出典:【解決】TOEICスコア700点台を取るための対策−必要正答数とおすすめ勉強法

ですが、テクニックに頼りすぎると必ずどこかでスコアが頭打ちになります。

特に800点台を目指す方は、テクニックはあくまで回答に迷った時のため、効率的に問題に集中するための道具と考えて、自分のリスニング力を余念無く向上させましょう。

TOEICのリスニング力を高める効率的な方法は、同じ問題を何度も繰り返し聞いてみることです。
また、同時にディクテーションを行うことも推奨します。

最初に解いた時にわからない問題は仕方ありません。
一度解答を見て、「こう言っていたのか」と知ることが大切です。
より強固な記憶とするため、最低でも2回・できれば3回、同じ問題に当たるべきだと私は思います。
これを積み重ねることで、試験問題で聞き取れる精度がどんどん上がっていきます。

なお、TOEIC以外の問題で耳を慣らすのも長期的には悪くないのですが、TOEICのスコアアップを目的とするのであれば、TOEICと同じ形式の問題を記憶に蓄積して言った方が勉強の成果が出やすいと思います。

なお、私も実際に利用した、おすすめの教材は下記になります。

3.リーディングは試験中の時間管理を意識した勉強をする

例えば、Part5・6を解いている最中に、

「この単語の意味ってなんだっけ?う〜ん、あとちょっとで思い出せそうなのに」
「この場合の文法ってどっちだったかなぁ」

と、悠長に考えたりしているようでは、リーディングで400点以上を取るのは難しいです。

どうして上記のようなことが発生してしまうかと言うと、単語・文法について、実は曖昧な記憶で終わりにしてしまっているからです。

TOEICリーディングの大半を解ききるには、問題を見た瞬間に、もしくは文章を全部読まずとも回答できるくらいに、確固たる単語力・文法力をつけておく必要があります。

これについては、Part5・6に特化した問題集を時間を気にしながら繰り返すことで、点数を飛躍的に上げることができます。
また、Part5・6を速攻で終わらせることで、Part7に貯金を作ることもできるという利点もあります。

単語と文法は大丈夫!という方も、知識として知っているだけでは不十分で、TOEICではさらに瞬発力が求められるということを心に留めておいてください。

まとめ

まとめになります。

【TOEIC800点台のために必要な正答数】

Part1 05問/06問 正答率83.3%
Part2 22問/25問 正答率88.0%
Part3 33問/39問 正答率84.6%
Part4 25問/30問 正答率83.3%
リスニング計85 問/100問 正答率85.0%

Part5 23問/30問 正答率76.7%
Part6 12問/16問 正答率75.0%
Part7 40問/54問 正答率74.0%
リーディング計75問/100問 正答率75.0%

合計 160問/200問 正答率80.0%

【TOEIC 800点台のための勉強法】

TOEIC800点台を取得できれば、TOEIC上級者の仲間入りと言っても良いと思います。

特にスコアが860点を超えると、TOEICが規定するPROFICIENCY SCALEにおいて、最上レベルのレベルAに到達します。

TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表出典:IIBCホーム >【公式】TOEIC Program 公式】> TOEIC Listening & Reading Test 公式データ・資料

人によっては、800点台に到達したらもうTOEICは卒業という方もいるでしょう。

英語の基礎はしっかりできていますので、この後はTOEIC900点を狙うもよし、英会話などの実践的な英語の勉強に移るもよしと思います。

TOEICスコア900点台を取るための戦略
【TOEIC900点ホルダーが解説】TOEICスコア900点台を取るための対策−必要正答数とおすすめ勉強法この記事では、TOEICスコア900点台を取るための対策を解説します。 まず必要正答数を提示し、次におすすめの勉強法を解説していきます。...
【海外駐在経験者がレビュー】DMM英会話は英会話初心者におすすめこの記事では、 ・これからは英語くらい話せないと。 ・ネット英会話でも始めてみようか。 ・DMM英会話を実際に使った人の感想を聞きたい! ・DMM英会話はどんな人に向いているの? といった方向けにDMM英会話を紹介します。2ヶ国・計5年の駐在経験者である私自身、英会話学習の過程でDMM英会話にはお世話になったので、実際の利用体験も踏まえて解説していきます。...
私が英語を話せるようになるまで
私が英語を話せるようになるまで【英会話の勉強だけでも1,000時間は必要】この記事では、私が実際に英語を話せるようになるまでの記録と勉強法を全て公開します。 結論から言うと、英語を話せるようになるためには次の条件を満たす必要があると考えています。条件① 一定レベルの英語のインプットが完了している(目安として最低でもTOEIC800点以上、できれば860点以上)、条件② ①を満たした上で、英語を話すための勉強に1,000時間を費やす(英語を話すための勉強とは、英会話、瞬間英作文等)...

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA