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この記事では、TOEIC初回受験が500点だった私が945点を取得するまで過程を公開しています。
総勉強時間は900時間。実際のTOEIC公式認定証(アビメ)も付けていますので、TOEIC500点から900点超までの過程がわかり、TOEIC勉強の指針として役立つと思います。
多くの方にとって参考になる部分があると思いますので、是非ご覧ください。
【筆者について】
英語圏海外駐在経験5年の経理マンです。
【経歴・資格など】
・TOEIC500点から945点までスコアアップし、20代で海外赴任の機会を得る。
・現在は日常的にビジネスで英語を使用。
・簿記1級保有者。
TOEIC500点だった初心者が900点を超えるまでの記録
TOEIC500点台
始めてのTOEIC受験
始めて受けたTOEICの結果は500点(=リスニング280点+リーディング220点)でした。
リスニングの正答率平均67%、リーディングの正答率平均48%となっています。
(この平均は各項目の正答率の単純平均であり実際の平均とは違うかもしれませんので、ご参考程度にお考えください。以降も同様です。)
当時はTOEICの問題形式さえ、全然把握できていませんでした。
しかも会場到着後に時計のない会場であることに気づき、時計を持ってこなかったためにテンパってしまいました。試験が始まる前に既に敗北していたと思います。
数ヶ月後に再挑戦もまた500点台
数ヶ月後、いくらか勉強した後に再挑戦します。
結果は、540点(=リスニング305点+リーディング235点)でした。
なお、今回はしっかり時計を持っていきました。
リスニングの正答率平均68%、リーディングの正答率平均56%となっています。
勉強はしたつもりだったのですが、リスニングもリーディングも全然伸びませんでした。
教材はやっていたものの全く身についておらず、勉強した気になっていただけだったのだと思います。
あとは単語力が決定的に欠けていました。
TOEIC600点台
(500点台から600点台までの勉強時間:200時間)
英単語を集中的に勉強し、初の600点台へ
前回の反省から、TOEICに頻出の基本的な英単語を集中的に勉強して臨みました。
結果は、690点(=リスニング335点+リーディング355点)となりました。
初の600点超えどころか700点台も見えるスコアです。
TOEICはこのようにポンっとスコアが上がるタイミングがあるので面白いです。
リスニングの正答率平均72%、リーディングの正答率平均69%となっています。
リスニングはほぼ変わっていませんが、リーディングが劇的に伸びました。
英単語帳1冊(でる単特急銀のフレーズ)をしっかりこなしたのが大きかったと思います。
リーディングは最後まで終わらず、最後の5問(問題数的には20問くらい)は塗り絵をした記憶があります。
TOEIC700点台
(600点台から700点台までの勉強時間:200時間)
リスニングに力を入れ、ついに700点台へ
残念ながらアビメが見つかりませんでしたが、次の受験で760点を取得できました。
また、760点の内訳は、リスニング390点+リーディング370点だったと記憶しています。
おそらくですが、このくらいの点数だと、リスニングの正答率平均80%、リーディングの正答率平均70%あたりになるんじゃないでしょうか。
このときはリスニングに力をいれました。
それに加えて、テクニック本でスコアをドーピング(?)できたのが大きかったと思います。
特にリスニングはテクニックを使うことで、集中力の節約ができるので、まだご存知ない方は下記の教材などを参考にしてみてください。
TOEIC800点台
(700点台から800点台までの勉強時間:200時間)
引き続きリスニングを磨き、800点台を取得
前回リスニングの点数の伸びが良かったことから、継続してリスニング強化に取り組みました。
結果は、820点(=リスニング445点+リーディング375点)でした。
リスニングの正答率平均89%、リーディングの正答率平均73%となっています。
リスニングが更に伸びました。
私のTOEICリスニング能力はこの段階でほぼ完成したように思います。
「究極のゼミ シリーズ」のリスニング教材を繰り返し解いたことがスコアの上昇に大きく貢献したと思います。
逆にリーディングは特に勉強しなかったので、あまり変わらない結果となっています。
時間管理をしてリーディングを解き切ることを目指す
前回まででリスニングのスコアがだいぶ伸びきった感がありましたので、次はリーディングのスコアアップに注力していきました。
結果は、860点(=リスニング460点+リーディング400点)でした。
リスニングの正答率平均89%、リーディングの正答率平均80%となっています。
前述の通り、この時はリーディングに力を入れました。特に意識していたのは、
・Part5・6をいかに早く終わらせてPart7に時間を残せるか
・Part7長文の高難易度の問題にいかに早く見切りをつけるか
という点です。教材としては主に「TOEIC公式問題集」を使用していました。
私のリーディング能力が低いだけかもしれませんが、この時点でもリーディングパートの最後数問(問題数では10問くらい)は時間が足りずにしっかり読んで回答できていなかったです。
TOEIC900点台
(800点台から900点台までの勉強時間:300時間)
本番形式を意識した勉強を行い、念願の900点台を取得!
900点を狙い、模試形式の問題集をひたすら解いていました。
結果は、945点(=リスニング485点+リーディング460点)でした。
ついに念願の900点台を取得することができました。
リスニングの正答率平均92%、リーディングの正答率平均90%となっています。
このときはひたすら本番形式の模試を使って、リスニングからリーディングまで120分通しで繰り返し解いていました。
リスニングパートはテクニックを駆使しながら集中力を維持できるように、リーディングパートは時間配分を体に覚え込ませるようにしました。
また、この回は会社でTOEICを受けることになり、会社の人にもTOEIC900点台をとります!と宣言していましたので、かなりのプレッシャーがかかっていました(笑)
今思えばそうやって自分を追い込んだのが逆によかったのかもしれません。
まとめ
まとめです。
➡️500点台から900点台までの勉強時間合計:900時間
上記の通り、500点台でスタートしてから900点台に載せるまでにトータルの勉強時間で900時間ほどかかりました。
900時間の勉強時間とは、平均1日2時間の勉強時間を確保できれば450日、平均1日3時間の勉強時間を確保できれば300日で到達できる計算になります。
現在TOEIC500点台の方でも約1年間継続して勉強できれば、TOEIC900点に到達することは不可能ではないということです。
私の場合、仕事が忙しかったり、勉強のやる気がおきなかったり(笑)、簿記・英検の勉強をしていた時期があり、実際の勉強時間には空白の期間があります。
こうして振り返ってみると、もっと短期間に集中してやれば、より早く900点台までたどり着けたかもしれなかったなと感じました。
ただ、個人的には英語の勉強で一番重要なことは継続して勉強することだと考えていますので、気負いしすぎず気長に続けたのが逆に良かったのかもしれません。
TOEICを勉強している方にとって、今回の情報が少しでも参考になれば幸いです。
⬇️TOEICの次は英会話を勉強しました⬇️